私はGnomeっていうデスクトップ環境を普段使ってるんですが、最近しばーらく、Xfceを使っとりました。
なんでGnomeを使ってなかったのかというと、Gnomeが起動できなかったのです。まあ、すぐにバグ修正が来るだろうと思ってXfceを使ってたわけですが、いつまで経っても修正されません。多分Gnomeとプロプライエタリなグラフィックドライバであるfglrx(beta)の相性が良くないんだろうと予測していたのですが、修正方法はわからずにいました。

しかし今日、いい加減Gnomeに戻りたくなって調査した所、乱暴なやり方ではありますがGnomeを復活させることに成功しましたので、書いておきます(あまり行儀の良いやり方ではなさそうなので元に戻すための覚書の意味もあります)
ちなみに、私のPCでは現在、Debian sidが動いていて、グラフィックドライバにfglrxを使用しています。

解決方法は簡単。
/etc/ld.so.preloadを作成し、/usr/lib/x86_64-linux-gnu/fglrx/libGL.so.1 と書くだけです。
これによって、すべてのELFプログラムの起動時、必ず /usr/lib/x86_64-linux-gnu/fglrx/libGL.so.1 をダイナミックリンクするようになります。

これで何が起きるのか書いときますと、まず、起動できない理由を調査してみたらこんな感じのログメッセージがありました。
Clutter-CRITICAL **: Unable to initialize Clutter: The OpenGL version could not be determined
どうやら、ClutterというやつがOpenGLのバージョンがわからないと文句を言っているようです。それって何がまずいのかよくわかりませんが、くぐってみたらあっさりそれっぽいバグレポートが出ました。
https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1054435
と、言うことで、下の方にあった
export LD_PRELOAD=/usr/lib64/fglrx/fglrx-libGL.so.1.2
をやってみたら、いや、ライブラリのパスが違うようなので、こうしました。
export LD_PRELOAD=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/fglrx/libGL.so.1
これをやるとGnomeを起動できます。と、言うことで毎回LD_PRELOADをするのは面倒なので
/etc/ld.so.preload
に書いて簡単にしたというわけです。

ただこのやり方、libGLを使わないソフトにもlibGLをリンクするわけで、明らかに非効率的です。修正が来たら元に戻しておくつもりです。